80年代
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【最後の来日ツアー】シンディ・ローパーが見せた最高の瞬間5選【Girls Just Wanna Have Fun Farewell Tour 2025】

シンディ・ローパーの最後の来日公演 Girls Just Wanna Have Fun Japan 2025
axlcity
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45年に及ぶシンディ・ローパーの最後の来日ツアー「Girls Just Wanna Have Fun Farewell Tour」に先日行ってきた。72歳を目前にしているのだが老いを感じさせないポップでロックな最強ガールの歌声は健全。引退というには非常に惜しいくらいだ。本記事ではそんな彼女が見せた最高の瞬間を5つ紹介する。

この記事でわかること・おすすめな人
  • シンディ・ローパーのパフォーマンス
  • 会場内の熱気
  • 洋楽をとことん楽しみたい方

ライブの全貌はレポート記事「【ライブレポート】シンディ・ローパー最後の来日公演「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン・フェアウェル・ツアー」に行ってきた感想」で詳しく書いている。ぜひそちらも合わせて読んでいただけると幸いだ。

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演出①:音楽とアートの融合したステージ

【出典】ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) Xより

1920年代〜1930年代に起こった「リヴィング・アート」という芸術運動にインスパイアされたという今回のツアー。冒頭で今まで実現できなかったことを作り上げることができて嬉しいと語ったシンディ。そんな彼女が披露したのは”音楽とアート”というステージだった。

40年以上に渡るキャリアを総括する冒頭の映像から、ステージには60年代風のサイケデリックなカラーを使ったデザインや大自然の素晴らしさや疾走感を感じさせるスケールの大きい映像美を堪能できた。

【出典】Magic Carpet | Daniel Wurtzel|Daniel Wurtzel|YouTubeより

また映像だけでなく、シンディの全身で表すダンスやアリーナ席にある特設ステージでは、Daniel Wurtzelとコラボしたアートと「True Colors」が融合する瞬間を間近で見ることができ、ミュージシャンと芸術家の二面性をのぞかせ新たな領域へと挑戦した。

演出②:デザイナーとコラボした衣装

音楽とアートが融合したステージではやはりシンディが着ていた衣装にも目がいく。約2時間のショーの中では合計7着に着替えており、どれも彼女のカラーが出ており魅力的なものだ。

つる
つる

動きやすさとグラマラスの両方を兼ね合わせたものだそうだよ

冒頭から「When You Were Mine」まではジェフリー・マックがデザインしたシルバーグレーのセットアップで登場、「I Drove All Night」からアシンメトリー・ドレスをプロジェクタースクリーンのように使い車を投射させていた。

【出典】Geoffrey Mac (@geoffreymac) Instagramより

【出典】Cyndi Lauper (@cyndilauper) Instagramより

【出典】マッピー (@mapimapimappy) Xより

「Iko Iko」の演奏の際、上手側の床から登場したシンディは黄色のウィッグとフリルの付いた赤い上下セットアップに着替えている。こちらはクリスチャン・シリアーノというデザイナーが手掛けたもので、ステージ上では彼のデザインした黒のドレスにも着替えている。

つる
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最近だと映画『ウィキッド ふたりの魔女』のプロモーションで来日したアリアナ・グランデとシンシア・エリヴォにドレスをデザインしているよ。

【出典】Christian Siriano (@csiriano) Instagramより

【出典】月夜野 (@tsukiyono_) Xより

【出典】rinrin (@rinrin_rain) Instagramより

着替えた後にはバックステージでの寸劇が始まり以下の写真にある様にジャケットに黒の下着がデザインされた衣装を身に纏って登場。

【出典】snowy_moon_jp (@snowy_moon_jp) Instagramより

アンコールの「Shine」と「Time After Time」ではパットの付いた白黒のセットアップで登場。最後の「Girls Just Want To Have Fun」では草間彌生さんとのコラボで白地に赤の水玉という日本要素を取り込んだ衣装で幕を閉めた。

【出典】ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) Xより

【出典】Yoshikiyoshiki (@Yoshikiyoshik16) Xより

【出典】yayoikusama (@yayoikusama) Instagramより

演出③:MCに初の通訳を採用

【出典】ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) Xより

他の国でのライブではどうかは分からないのだが、シンディのMCに通訳が採用されていた。とにかくおしゃべりなシンディはつい通訳さんのことを忘れてしまうほど。曲に込めた想いや昔のエピソード、日本への愛を語ってくれてた。

つる
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最後はシンディに呼ばれて、ステージの中央でメンバーと一緒に挨拶をしていたよ!

ちなみにXの投稿などからわかったのは、通訳は染谷和美さんという方。長年洋楽の歌詞の対訳などを手掛けているそうだ。

通訳さんのSNS

MCの全文字おこしを含めたライブレポートは「【ライブレポート】シンディ・ローパー最後の来日公演「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン・フェアウェル・ツアー」に行ってきた感想」で詳しく解説しているので合わせて読んでいただけると幸いだ。

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演出④:「光のコミュニティ」という絆の形成

音楽ライブはアーティストとファンとの距離が1番近くなる瞬間が1番の魅力だ。コール&レスポンスはどんな規模のライブでも起こるのだが、シンディ・ローパーのライブでは歌だけでなく「光のコミュニティ」を作り上げる瞬間があった。

それはアンコール前の「Time After Time」での出来事。「スマホのライトをつけて周りを見渡してちょうだい」との言葉から会場に無数のライトが照らされると、シンディはこの瞬間のことを「光のコミュニティ」と表現。続けて「いつでも周りが暗くなった時は “自分に光を灯す力がある”ことを忘れないでね」と我々は誰しもが内なる力を持っているんだという教えを数々の困難を乗り越えたシンディから受け取ることができた。

演出⑤:年齢を感じさせないパフォーマンス

【出典】ストンコ (@stone_0069) Xより

6月で72歳になるシンディ、彼女の歌声は80年代の頃と同じパワフルさを持ち続けている。彼女にとって年齢は単なる数字ということなのであろう。特に素晴らしかったのは「I’m Gonna Be Strong」の最後のビブラートで腹の底から湧き出るエネルギーに満ち溢れた歌声は引退をするのには惜しいくらいだ。

【出典】buntaiko (@bun_ta_iko) Instagramより

ステージ上を歩き回り、ステップを踏むダンス、そして「Money Changes Everything」での”Money”の連呼とともに転げ回る姿は老いなんか一切感じさせない。時折「アツイ〜」と言いながらも日本での4日間をやり抜いた。

シンディ・ローパーのライブに行った方の感想まとめ

4日間に渡るシンディ・ローパーのライブ。以下はSNSに投稿されたファンの皆さんの感想の一部、中には著名人の方も参加していた。

ファンの感想

まとめ:永遠に語り継がれるシンディ・ローパーのラストダンス!

多くの80年代のアーティストがフェアウェルツアーをする中、シンディも「Girls Just Wanna Have Fun Farewell Tour」と題した今回の引退ツアーで幕を下ろした。マイケル・ジャクソンもプリンスもいなく、80年代という黄金時代をつくったアーティストがまたひとり引退をするのは寂しい。

しかし、シンディの「次のチャプターで会いましょう」という最後の言葉にはまだまだこれから何か新たな挑戦をする様子を伺える。

来日公演終了後も日本に残り、舞台『キンキーブーツ』の初日カーテンコールにも出演、東京都庁で小池百合子知事と対談、さらに“女性洋楽アーティストによる日本武道館公演最多”記録を更新し、ロックの殿堂入りも果たした。

【出典】シンディ・ローパーが日本公演に登場!ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』カーテンコール&囲み会見【会見ノーカット】|NB Press Online|YouTubeより

【出典】東京都 観光 (@tocho_tenbou) Xより

【出典】【シンディ・ローパーさん×小池知事 対談①】 #シンディ・ローパー #東京都 #小池都知事|東京都 Tokyo Metropolitan Government|YouTubeより

【出典】ソニーミュージック洋楽 (@INTSonyMusicJP) Xより

【出典】Cyndi Lauper (@cyndilauper) Instagramより

我々も彼女から受け継いだパワーを糧に新たな1ページを切り開き、次彼女に会う時までに備えておこう。

このように日々洋楽の魅力を発信しているので、SNSも合わせてフォローしていただけると幸いだ。

それでは、SEE YOU NEXT WEDNESDAY!!

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音楽ブロガー/イラストレーター
音楽に取り憑かれたロックン・ロール信者。中でもとにかく洋楽が好きで365日毎日聴き続けている。大学生の頃アメリカ留学中に受けた授業「ロックの歴史」に感銘を受け、そこから"次世代の小林克也"を目指すようになる。

CD、カセット、レコードなどアナログで鑑賞しアルバムを手に取ってはニヤニヤする変態。特技は80年代洋楽をミュージックビデオと共に1時間鑑賞する事。

日本全国、いや全世界にロックを必修科目にさせるべく日々魅力的な記事を投稿中。 寄稿などのお仕事はお問い合わせからお願いします。
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