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【2024年7月最新】高円寺で調査!令和に眠るカセットテープはあるのか?

高円寺のカセットテープを探す
axlcity
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昨今ブームが到来、再熱化し、レコードについで10代、20代の間でリバイバル化している商品がある。

カセットテープだ。

若者に脚光を浴びた一要因は、80年代のアメリカを舞台にしたNetflixのドラマ

『ストレンジャー・シングス未知の世界』

のヒットがあると思われる。

当時のファッションや流行の音楽がふんだんに使われており、シーズン4ではカセットテープが物語のキーアイテムとして登場している。

そんな流行のカセットテープを探しに今回訪れたのが高円寺だ。

古着屋が所狭しとひしめき合い大学生など若い世代にも人気で、芸人やミュージシャンが暮らしているディープスポットだ。

この記事でわかること/おすすめな人
  • カセットテープを取り扱っているお店
  • 扱ってるカセットの音楽ジャンルや価格
  • カセットテープを探している人
  • 古着・レトロ好きな人
  • 効率よく高円寺を廻りたい方

また、おすすめのカセットテープ販売店を紹介した【必見】東京で買えるカセットテープのお店おすすめ3選の記事も合わせて読んでいただだけると幸いだ。

合わせて読みたい
【必見】東京で買えるカセットテープのお店おすすめ3選
【必見】東京で買えるカセットテープのお店おすすめ3選

さあ令和に生き残るカセットテープを探しに行こう。

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カセットテープを販売しているお店を3店舗紹介

高円寺内はけっこうディープな場所なので掘れば掘るだけ色々見つかる。

カセットテープを販売しているお店の数は多くはないが今回は3つに絞り紹介しようと思う。

1店舗目:LONGABU(ロンガブ)

1軒目から早速穴場を紹介しよう。

高円寺駅南口を出て気象神社の方へ下っていく坂道の先にある古着屋さん

「Longabu」(ロンガブ)だ。

つる
つる

ここにカセットがあるのはアメトイ「Kiarry’s」(キアリーズ)の店主さんに教えてもらったよ

高円寺駅からは約2~3分と言ったところだろう。

斜め向かいには公園とWhisler(ウィスラー)という物量No.1古着屋もあるのも注目だ。

向かいにある古着屋Whisler
向かいにある古着屋Whisler、大量の革靴と壁に描かれた水兵の看板が目印だ

他店のことはさておき早速入店、

22年の歴史があるこの古着屋は季節を問わず通年夏服、冬服を置いている。

店内の様子①(2023年12月撮影)
店内の様子②(2023年12月撮影)

2000年代ごろまでのアメカジや小物、そして比較的レディースの古着が多い古着屋だ。

店内を探索するとレジ横の一角にレコードとカセットを発見した。

本日のカセット第一号だ

棚の下にひっそりと潜めていたカセットテープの数々

さあ本命のカセットだが

物量もなかなかある、

さらに値段もかなり安価なものが多い。

安くて300円のものまであった

ここまでカセットテープがそろっているのも高円寺ではここのお店くらいだ

そのほかにも

持ち運び用カセットテープケースも販売していた

レコードの販売もしている
都内の某カセット専門店でのセール品価格と同じ価格かそれ以下のカセットが多々
視聴するときに使う古いカセットプレーヤー
テキーラ
テキーラ

ロック、クラシック、ジャズ、映画のサントラなどジャンルは問わず置いてるな

お店のスタッフのみゆさんによるとアメリカにいるオーナーさんが買い付けをしてきているとの事。

最近はあまりカセットテープの入荷はないが、お店のインスタグラムで入荷情報は発信しているそうだ。

Map

住所〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4丁目34−10 グランドコート三上102
交通アクセス高円寺駅から徒歩約2分
電話番号0353770558
営業日13時〜20時
休業日年末年始のみ
SNS Facebook
Instagram
※2024年7月現在の情報です

※最新情報はInstagramから:公式インスタグラムはコチラ

阿佐ヶ谷にある姉妹店の「eel」(イール)には店主オリジナルのミックステープを販売しているそうなので、こちらも要チェックだ。

Pal商店街入り口

さて次は場所を変え同じ南口のちょうど反対側にあるPal商店街へ向かっていくぞ!

商店街内のBGM、どこか聞き馴染みがあると思っていたら

流れていたのは、デビー・ギブソンの “No More Rhyme”(ノー・モア・ライム)

デビー・ギブソンの “No More Rhyme” (1989年)
テキーラ
テキーラ

高円寺、いいセンスだ!

つる
つる

解説記事もあるから、気になった人は読んでね〜!

2店舗目:Small Change (スモールチェンジ)高円寺店

Pal商店街の終わりファミリーマートの隣に位置する古着屋。

「Small Change」(スモールチェンジ)

高円寺、下北沢、京都、名古屋、福岡と全国に6店舗を構える古着屋でヴィンテージ古着、ユーロ古着、アメリカ古着まで幅広く取り扱っているお店だ。

早速入店、お店の中央のエリアにはバンドTシャツなどがあり、

見つけてしまった、バンドTシャツの並びに…

以前はカセットデッキも置いてあったがこの日はなかった
1F試着室横の棚にいくつか移動されていた(2024年1月現在)

こちらのお店もなかなかの品ぞろえ、

80年代90年代メジャーどころのミュージシャンを集めた印象だ。

メタルではポイズンやラット、ポップではマドンナやマイケル・ジャクソンの品ぞろえが豊富だ。

そして気になる値段だが

1000〜2000円と言ったところだろう。

追記:2024年2月現在

1枚目のカセットテープの写真のあった場所には現在もカセットテープはありますが、すりガラスのケースに入っています。

店員さんに聞いてみたところ、販売はしているがほとんどインテリア化していて買っていくお客さんもそこまで多くないとのこと。

Map
住所〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目45−16 1F・2F スモールチェンジ
交通アクセス高円寺駅から徒歩約5分
電話05038032224
営業日月〜木:11時〜20時
金土日祝:11時〜21時
休業日なし
SNS公式Website
Instagram
※2024年7月現在の情報です

※最新情報は公式Instagramから:公式インスタグラムはコチラ

以前はカセットデッキも置いてあったが訪問した時には無くなっていた

3店舗目:Kiarry’s(キアリーズ)

さてPal商店街を真っ直ぐ抜け新高円寺通りさらに5分ほど歩いたところにあるのが

「Kiarry’s」(キアリーズ)だ。

ポップな色あいの看板が目印

Webショップからスタートし今年で20年、

長年集めた80年代アメリカントイを中心に、40年代のトランプカードやポスター、企業もののノベルティなどもみっちりと詰まっている。

早速入店、お店自体は決して広くはないがこの詰め込み感が最高、間接照明で照らされポップな色合いがたまらない。

マイケル・ジャクソンのピンバッジやピンボールのキーホルダーがある

店内BGMは80年代洋楽、この日はヒューイルイス・アンド・ザ・ニュースが流れていた。店主の音楽の好みが伺える。

つる
つる

ヒューイルイス・アンド・ザ・ニュースは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌で有名だね

そして、お店の中央の棚(上記の写真の後ろ)に”それ”を発見した。

スタッフさんに声をかければ実際に試聴することができる

本日のカセットテープ第3号だ

数こそ多くはないが厳選され洗礼されたものが、優しい色合いの木の棚に並べられていた。

お店のコンセプトがアメトイなので、アメリカのミュージシャンが多い。

中でも比較的高値をつけられる映画のサウンドトラックが他のお店よりも豊富な印象だ

買い付けは男性店主がアメリカから買い付けしており。

店主さんによると、中でもカセットテープはまだまだたくさん出てくるそうで車社会のアメリカでは日本よりも広く普及したからという背景があるからだそうだ。

Map

住所〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2丁目21
交通アクセス高円寺駅から徒歩13分
電話0333143446
営業日平日:14時〜19時
土日:13時〜19時
休業日年末年始
SNSWebshop
Instagram
※2024年7月現在の情報です

※最新情報は公式Instagramから:公式インスタグラムはコチラ

最近は入荷はほとんどないが過去のインスタグラムを見ると珍しいカセットもあることがわかる。

テキーラ
テキーラ

映画『摩天楼はバラ色に』のサントラとティファニーは欲しかったな〜

90年代のドラマ『ツイン・ピークス』を思い起こすようなモーテルキー。

現在はカードキーになっている。

キータイプは現地でも入手困難で現在は入荷していないそうだ。

お店は芸人さんやYouTuberの方が訪れる隠れた名店、ぜひ立ち寄ってみて欲しい。

【出典】【高円寺第二弾】アメリカ雑貨「キアリーズ」さんにお邪魔しました。|チキンナンバン大川の「VintageCultureClub」|YouTubeより
【出典】【キアリーズ】高円寺ルック通りにある雰囲気の良いヴィンテージアメリカン雑貨のお店!!コレクターは勿論カワイイ雑貨が若者からカップルまで楽しめます。|青春秘密基地|YouTubeより
つる
つる

疲れたらキアリーズからすぐ近く「珈琲亭七つ森」で一休みするのもありだよ〜

キアリーズから徒歩30秒のところにある有名喫茶店
古着屋「Top of the Hill」

また同じ通り沿いには「Top of the Hill」という古着屋さんもあり、

RIZINのバンタム級チャンピオンの朝倉海選手も訪れている。

【出典】 RIZINチャンピオンになった海さんに服をプレゼントしてみた|in shuu channel しゅう|YouTubeより
つる
つる

朝倉選手はUFCに行くことが決まったね!

ちなみに動画内で朝倉選手が試着していたクイーンのTシャツは残っていました。

テキーラ
テキーラ

クイーンの解説記事もあるから覗いてみてな〜

クイーン関連の記事はこちら

高円寺カセットテープ店:番外編2選

カセットテープこそそんなに置いてはいなかったが、

高円寺に来たら訪れてほしいお店を2店紹介する。特に音楽好きにはたまらないだろう

番外編①:BE-IN RECORDS(ビーイン・レコーズ)

Pal商店街内にある中古レコードショップ、

「BE-IN RECORDS」(ビーイン・レコーズ)

テキーラ
テキーラ

お店は建物の2階だから見逃し注意

ビートルズやローリング・ストーンズなどの貴重な英国盤レコード、美品、レア盤など

所せましと圧倒的な物量を誇る。

レコードショップだけあって店内の9割はレコードだが、個人的に注目しているのはCDと音楽関連の古雑誌・書籍だ。

日本で発売された雑誌もあれば海外の音楽関連雑誌・書籍もあり、英語の読める方なら一度買って見るのも良いだろう。

10万越えの激レアレコードがずらり

そして定期的にセールをしているのでディグりたい方、探し物のある方は行って見る価値はある。

Map

住所〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3丁目57−9
交通アクセス高円寺駅から徒歩5分
電話0333163700
営業日平日:12時30分〜19時30分
土日祝:11時〜19時30分
休業日なし
SNS公式Website
Instagram
※2024年7月現在の情報です

番外編②:EUROPEAN PAPA(ヨーロピアンパパ)

場所を変え高円寺駅北口からあづま通り商店街へ歩いていくと見えるのが、

中古レコードショップ

「ヨーロピアンパパ」だ。

1994年から高円寺で30年近くある老舗の中古レコードショップ。

お店は今回紹介した中でも1番狭い。

コの字型の通路なので大人ひとり立っていると立ち往生状態になってしまうのが難点である。

店内の様子①

ただ扱っている商品は幅広く邦楽・洋楽の中古レコード、新旧ジャンルを問わない邦楽・洋楽CD、DVD・VHS、ギターエフェクター、雑貨などだ。

そして美品で価格が安いのも注目だ。

段ボールに詰められたセール品

中でも個人的には店頭の段ボールに置かれたセール品音楽関連の古雑誌アーカイブ

神保町で買うと数千円する本が2〜300円で販売されていることもよくある。

つる
つる

「レコードコレクターズ」や「フールズメイト」も数百円で売っていたよ

さらに店主の長沢さんに探しているアーティスト、商品を聞けば探してくれる

その場で見つからない時も、ウィッシュリストをノートに書き留めてくれて

入荷した際は事前に伝えたメールアドレス宛に連絡が来る。

テキーラ
テキーラ

商品を探してくれるのはいいね〜

つる
つる

実際にケイト・ブッシュのアルバム『愛のかたち』の国内版、帯付きを見つけ出してくれたよ

Map

住所〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目35−14 東京土建高円寺分会会館
交通アクセス高円寺駅北口から徒歩8分
電話0332235345
営業日14時〜23時
日祝:14時〜22時
休業日火曜日
第1・3水曜日
※店主のイベント参加などで臨時休業もある
SNS公式Website
X(旧Twitter)
※2024年7月現在の情報です
※最新情報はX(旧Twitter)から:公式X(旧Twitter)はコチラ

まとめ:高円寺は様々なカルチャー入り混じる最高の町

昔ながらの昭和レトロな雰囲気がありつつ、令和の新しいものの融合が違和感なく共存している街、高円寺。

駅を挟んで北口には純情商店街と飲食店、南口にはPal商店街と古着屋があり何時間でも滞在できる。

今回紹介したお店以外にも、うまいラーメン屋、カフェなど豊富で飽きない。

また駅高架下は現在再開発がされておりさらに進化すると思われる。

追記:2023年11月

高架下にはケンタッキーができていた。

また2023年キングオブコントで優勝したサルゴリラは、ここ高円寺から出てきた高円寺芸人だ。

そして、今もカセットテープは生き残っていることが判明した。

これだけデジタル化が進んでいるのに残っているということはやはり需要があるのだろう。

今後もカセットテープを探していくつもりだ

気になったお店があったらぜひ訪れてほしい。

当ブログではこれからも洋楽の魅力を伝える記事を書いていくので、

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それでは良き洋楽ライフを!

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音楽ブロガー・ライター/イラストレーター/ミュージシャン
音楽に取り憑かれたロックン・ロール信者。中でもとにかく洋楽が好きで365日毎日聴き続けている。大学生の頃アメリカ留学中に受けた授業「ロックの歴史」に感銘を受け、そこから"次世代の小林克也"を目指すようになる。

CD、カセット、レコードなどアナログで鑑賞、アルバムを手に取ってはニヤニヤする変態。特技は80年代洋楽をミュージックビデオと共に1時間鑑賞する事。

日本全国、いや全世界にロックを必修科目にさせるべく日々魅力的な記事を投稿中。
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