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【奇跡の復活劇】oasisが東京ドームで見せた最高な瞬間5選【oasis live’25】

oasis live '25 東京ドーム感想、ライブレポート、オアシス再結成来日公演
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奇跡の復活劇を遂げたoasisが日本にやってきたのはすでに2週間前のこと。まだ余韻に浸っている方やoasisロスを感じている方も多いだろう。そして11月下旬には7月から始まったワールドツアーも終わりを迎える。本記事では東京ドームで魅せたoasisの最高な瞬間をまとめた記事になっている。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いだ。

この記事でわかること/おすすめな方
  • oasisのライブのハイライト
  • 洋楽をとことん楽しみたい方

ライブの全貌は「【ライブレポート】oasis live’25 東京ドーム公演で歴史的瞬間を目撃してきた【オアシス来日公演】」で記事にしているので要チェックだ。

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【ライブレポート】oasis live’25 東京ドーム公演で歴史的瞬間を目撃してきた【オアシス来日公演】
【ライブレポート】oasis live’25 東京ドーム公演で歴史的瞬間を目撃してきた【オアシス来日公演】
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最高な瞬間①:ギャラガー兄弟の絆、ブラザーフッド

【出典】oasis (@oasis) Instagramより

まずは何と言ってもノエルとリアムの登場だろう。16年前に起きた兄弟喧嘩で崩壊したoasisが再び始動し始め、悪口言い合っていた2人がこうして同じステージに立っているのだ。いまだにどのようにして関係性を修復したのかは定かではないが再び手を取り合い前進していく姿には心打たれた。

特に1番最初、ステージの上手からの登場シーンでは手を繋いでいる。ライブを重ねるごとに温まってきており、東京ドームでの公演はワールドツアーの後半戦であることもあってかノエルの表情も初日のカーディフよりもいい。

ノエルのパートに移るときやライブの終わりにお互いハグをする姿も感動的。90年代のoasisの写真で見たことがある光景が目の前に広がっていた。

最高な瞬間②:リアムの歌声

【出典】Liam Gallagher (@liamgallagher) Instagramより

2つ目はリアムの歌声だ。oasisが解散してからビーディ・アイ、そしてソロとキャリアを積んできたリアム。2009年の幕張メッセ公演を見に行ったのを最後にライブには行っていなかったのだが(気持ち的に行けなかった)、明らかにリアムの声の通り、迫力が桁違いにいい。

【出典】藤田アナログ(Fujita Analogue)(@fujitanalogue) Xより

90年代の映像で聞くような若さやハツラツとした歌声ではないが、圧倒的に声の伸びとバンドの音に負けないボリュームの大きさには驚いた。これはリアム自身がシンガーとして酒とタバコをやめ、毎朝6時に朝日を見ながらジョギング、喉のケアのために蒸気を吸ってることからきているものと考えられる。ちなみに映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』のワンシーンでその様子を見ることができるので合わせてみて欲しい。

【出典】映画『リアム・ギャラガー:アズ・イット・ワズ』予告編|シネマトゥデイ|YouTubeより

パフォーマンスも素晴らしく、以前のように途中でしゃがみ込んだり、明らかに機嫌が悪い様子もなく常にこの瞬間を楽しみ、オーディエンスへの感謝を表現していた。Xのプロフィールにあるように禅の教えを受けた禅マスターであることも多少は影響しているのだろう。

最高な瞬間③:映像美とサポートメンバーの演奏

映像美とサポートメンバーの演奏も最高な瞬間の一つだ。オープニングでは映画『未知との遭遇』をオマージュした”THIS IS NOT A DRILL”が流れ、SEで流れる”Fuckin in the Bushes”で世界中でニュースになった再結成の見出し記事やファンのXの投稿、ライブの開催都市が様々なフォントで映し出されるという一段の流れが最高だ。

【出典】CLOSE ENCOUNTERS OF THE THIRD KIND – Official Trailer
Sony Pictures Entertainment|YouTubeより

映像は全体的にコラージュ作品のようなものが多く、2008年の『Dig Out Your Soul』からの意思を継承しており歴史のつながりを感じるのもファンとしては嬉しい。

“Wonderwall”で画面にノエルとリアムが2人並んでいたのもよかったし、アンコール前の”Rock ‘N’ Roll Star”ではoasisが歩んでいた16年と2025年現在がクロスオーバーし、まるで思い出のアルバムを見ているかのように見えた演出にも興奮した。

【出典】Oasis Japan / オアシス日本公式 (@Oasis19931997) Xより

ラストの”Champagne Supernova”で映し出される富士山らしき山だったり、このワールドツアーを『八十日間世界一周』に例えたような世界中をoasisが周る映像、お祭りの終わりを象徴する水平線に沈む夕日も心動かされた。

【出典】Joey Waronker (@joeywaronker) Instagramより

サポートメンバーの演奏で特にお気に入りはジョーイ・ワロンカーのドラムだ。彼の事はあまり詳しくは知らないが実際に演奏を聞いてみるとアルバムの音源に忠実で、よりパワフルさを増したという印象だ。特にスネアドラムの爆音がすごく、はっきりとした音の粒ひとつひとつが心臓を抉るくらいビートの刻んだ。”Rock ‘N’ Roll Star”の冒頭部分の時はまるで、マシンガンで撃たれているかのようだった。

【出典】Paul Arthurs (@boneheadspage) Instagramより

つる
つる

ボーンヘッドは治療中で来れなかったけでパネルになってたね

最高な瞬間④:オーディエンスの合唱とポズナン

oasisのライブで合唱が起きるのはお決まりのこと。ただ今回は全23曲終始合唱が巻き起こっていたことに驚いた。まず冒頭の”Hello”から”Morning Glory”は見渡す限り全員歌っていたり、飛び跳ねたりとお祭り状態だ。

“Stand By Me”ではオーディエンスの合唱を聞くためにリアムが耳を澄ませていたり、”Don’t Look Back In Anger”では一曲丸ごと大合唱が巻き起こり、東京ドームの外まで余裕で音が漏れていたそうだ。

【出典】がすぴ〜 (@gas_p) /てててっしー (@teteteshhie625) Xより

“Cigarettes & Alcohol”ではポズナンと呼ばれるマンチェスター・シティのサポーターが行うお決まりの儀式があるのだが、これも大成功。

【出典】RURDEGK (@ryo0711_dmu) / FUJICO-FUJIO (Live′25)
(@fes_land) / れいぼー (@reibou2) Xより

特に2日目はXでお互いポズナンを成功させようという投稿が多く拡散され、リアムの意図したことが伝わったこともあり曲が終わった後には成功させたことへのお褒めの言葉をもらうことができた。

詳しいMCは「【ライブレポート】oasis live’25 東京ドーム公演で歴史的瞬間を目撃してきた【オアシス来日公演】」に書いているので合わせてチェックしてみてくれ。

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最高な瞬間⑤:物語性のあるセットリスト

【出典】Oasis Japan / オアシス日本公式 (@Oasis19931997) Xより

改めてライブを振り返るとあのセットリストは90年代全盛期のoasisを再現したものになっていると思う。最初はお決まりの”Rock ‘N’ Roll Star”で始まらないのはどうしたものか、”Hello”がオープニングってどういうことだと正直思った。しかし今回の再結成、最高傑作『(What’s the Story) Morning Glory?』から30周年のアニバーサリーを祝福するには完璧と言っていい。

oasisというバンドの紆余曲折あるストーリーを冒頭の”Hello”から”Champagne Supernova”まで読み取れる。「戻ってくるって最高だろ」「俺たちはお互い必要なんだ」「何だってできる、その気になればブルースだって歌えんだぜ」「今夜俺はロックスターなんだ」など歌詞の節々に今回の再結成に至るまでの物語が語られているのだ。

oasisの再結成来日ライブに行った方たちの感想

東京ドームで2日間行われた再結成ライブ「oasis live ’25」は東京でネブワースを再現した完璧なパフォーマンスであった。以下はSNSに投稿されたファンの感想の一部だ。中には著名人の方も多く見にきていたので是非紹介させてくれ。

ファンの感想
著名人の投稿(一部)

まとめ:oasisは青春のサウンドトラック、歴史が繋がった瞬間を目撃した夜

歴史が繋がった瞬間

私がoasisを知ったのは2008年のこと。当時中学生で『Dig Out Your Soul』がリリースされ、友達に勧められたJ-WAVE(東京のFMラジオ局)を聴いているときに流れた”The Shock of the Lightning”を耳にしたのが初めてのoasis体験だった。

つる
つる

クリス・ペプラーさんのTOKIO HOT 100を毎週聞いてたな〜

そこから3年間oasis縛り、ラジオから流れてきてはラジカセで録音してミックステープを作ったし、ミュージックステーションに出演していたのも観ていたし、幕張メッセでのライブもピアノ教室を休んで行ったほど楽しんだ。解散してからもカラオケでは必ず歌ったし、ギターのコピーも独学でのめり込んだほど。まさにoasisは人生のサウンドトラックだ。

そんなoasisが昨年再結成を発表し、瞬く間に世界中で大ニュースになり、先月末には来日公演を16年ぶりに果たした。11月にワールドツアーは終わるのだが、リアムの「来年また会おう」と口を滑らした発言が本当のことであるのなら、またあのステージを見に行きたいものだ。来年は1996年のネブワース公演から30周年の年。次は聖地ネブワースで伝説を目撃したい。ありがとうoasis!

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それでは良き洋楽ライフを!Live Forever!!

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管理人:つる
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音楽ブロガー/イラストレーター
音楽に取り憑かれたロックン・ロール信者。中でもとにかく洋楽が好きで365日毎日聴き続けている。大学生の頃アメリカ留学中に受けた授業「ロックの歴史」に感銘を受け、そこから"次世代の小林克也"を目指すようになる。

CD、カセット、レコードなどアナログで鑑賞しアルバムを手に取ってはニヤニヤする変態。特技は80年代洋楽をミュージックビデオと共に1時間鑑賞する事。

日本全国、いや全世界にロックを必修科目にさせるべく日々魅力的な記事を投稿中。 寄稿などのお仕事はお問い合わせからお願いします。
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